腑に落ちないこと
僕の家のトイレだ。
見てわかるとおり立ち小便対応なのだ。
男性からしたらこの重要性は理解していただけると思う。
僕の家はごく一般的な家で、そんな広くないし余裕がある訳ではないが、快適な日々を送るためにある程度の犠牲は覚悟のうえトイレを広くした。
余談だが、僕の家は洗面所も無駄に広い。
謎に水周りを優雅に使いたがる習性がある。
水周りのために他の部屋の広さを犠牲にした家だが、そんな我が家には一つ理解できないルールがある。
立ち小便禁止
おわかりいただけただろうか。
狭い家に無理やり小便器を設置しトイレを広くしたのに、それを使えない。
理由は単純で、飛び散ると掃除が大変だから。
使おうとすると怒られる。
というより母からは基本的には使わないでくれと言われている。
もちろん「基本的に」という言葉の裏には「例外は認める」が隠されている。
例外を提示すれば僕は見事に小便器を使える。
僕は必死に例外を探した。
小便器を使うことが許される例外。。。。
無い
小便器をどうしても使わないといけない理由なんて無い。
一分一秒を争う時でさえ、この距離に便座があるのなら小便器を使う必要はない。
そんなこんなで、我が家のトイレがこの姿になってから6年以上経った。
まだこの小便器を使ったことは一度しか無い。
僕は6年前から例外を探す旅に出たきり未だ帰ってこれない。