OTAOTABLOG

新卒社会人の雑記帳

12日間シェアハウスに住んだ話 前編

先日、人生で初めてシェアハウスに住んだ。

なんでシェアハウスに住むことになったかというと、大阪配属になったものの、4月中の研修が東京だったので、その間会社が地方組にシェアハウスを用意してくれたというありがたいお気遣いがあったからだ。
結局コロナの影響で在宅研修になったけど。

皆さんは、シェアハウスと聞いてどんなイメージを持つだろうか。
僕は完全にテラハ(見たことないけど)をイメージしていた。
イケイケの男女が和気あいあいと皆で食事をともにしたり語り合ったり。
テラハ見たことないから知らないけど。

 

初日、玄関を開けるとリビングには既に6人くらいの同期が集まっていて談笑していた。
僕も会話に少し参加して自己紹介をしながら、「これだ!」と心の中で歓喜していた。
感じのいい人ばかりだし、皆新生活を楽しみにしている感じが溢れていたし、シェアハウスのイメージど真ん中だった。
おそらく頭の中ではテイラー・スウィフトのお馴染みの曲が流れていたと思う。

 

ただ、1人ルームツアーをしていると、いいメンツとは裏腹に家がなんとも言えないということに気づいた。
決して住めないわけじゃないけど、なんか抵抗ある感じのなんとも言えないやつ。

そこそこに汚い極狭シャワールーム。
まあまあ広いけど綺麗と言えるほどではないキッチン。
汚れが目立つわけではないけどなんとなくスリッパを履いていたくなる床。
もはや不要とまで思えるくらい防音性に欠けた壁。
ほぼ取れる寸前のトイレや更衣室の鍵

建物自体綺麗だし、立地もいいだけに本当になんとも言えなかった。
テラハをイメージしていた分少し残念。
見たことないから完全にイメージだけど。

でも、そうはいうものの住めば都、一晩寝てしまえばなんとも思わなくなた。
さらに、4年間一人暮らしだったので、部屋を出れば誰かいる生活は新鮮だったし、楽しかった。

結局男女合わせて13人くらいだったかな。
他にも全く関係のない海外の同居人も数人いた。

これからもっと楽しくなるだろうという期待をしていた。

 

しかし、そんな矢先衝撃が走った。
なんと、入居して2,3日ほどで同期の女の子がそこでの生活に限界が来たらしくほぼ全員実家に帰ると言い出した。
展開の速さに驚きを隠せなかった。
まあ、気持ちはわからないでもない。
なんと言っても絶妙に汚いし、コロナのなか大勢で生活するのはきつかっただろう。
結局あれよあれよという間に見習いたいくらいの鬼の行動力で帰っていった。

 

まさかの人生初のテラハ生活開始直後に人生初の男子寮生活が始まった。